給料だけで転職を考えるのは安易です
転職を考えた時に、給料を1番に重要視される方も多いと思います。
ちなみに、私もそんな考えで転職しました。
どうせ働くなら、給料が良いに越した事はありません。
しかし、そんな安易な考えで転職すると、失敗するかもしれませんよ・・・
私のように・・・
まず真っ先に考えて欲しいのは、給料ではなく、今後の事も含めた将来性です。
転職を考える人には、それなりの事情があると思います。
会社の雰囲気が合わなかったり、嫌いな先輩や同僚がいたり、仕事が合わなかったりと、理由は人それぞれ。
もちろん、給料が安いことを理由に、転職を考える人もいるでしょう。
生きていくには絶対にお金は必要で、給料は安くてもいいよ、なんて人は少ないはず。
ですが、給料だけが不満なら、なんとかならないか考え直してみる事も必要だと思います。
遊ぶ事にばかりお金がかかり過ぎていないか?
生活費などに無駄はないか?
毎月家計の支出をしっかりチェックしてみることも大事です。
もし無駄使いが多いなら、いつまでもたってもお金は無いままです。
それでは転職しても変わりません。
もし職場環境に問題がなく、本当に給料面だけに不満があるなら、もう1度考え直してみて下さい。
1度転職して失敗すると、さらに転職を考えるでしょう。
今の時代、そんな簡単に高給職につく事は出来ませんし、もしかしたら転職すらできない可能性もあります。
景気が上向きといっても、いきなり年収500万を払う会社なんてまずありません。
つまり、現状に満足していないからといって、その現状以上の給料を払ってくれる会社なんてそんなにないんですよね。
だから、私も失敗したんです・・・
私の失敗談
このブログを読んでくれている方はご存知だと思いますが、私はとある大企業に中途採用で入社しました。
給料の事前提示がなかったので、入社するまでいくらの金額か分かりませんでした。
いくらだったのかは公表しませんが、まあ年収300万ぐらいとだけ書いておきます。
つまり、給料は下がりました・・・
毎月赤字の日々で、精神的ストレスでやられました。
独身なら頑張れますが、家族があるときついですよね・・・
大企業だから給料が良いだろう・・・
なんて私の考えの甘さが生んだ失敗談です。
次に、私の友人の失敗談
友人の失敗談 その①
ハローワークの求人票より転職。
月給制で給料も良く、ボーナスも年2回で計4ヶ月分。
という事で転職したらしいです。
しかし実際に入ってみると、給料は日給月給制で、実際には提示額程の金額分(日給なので出勤日数に応じた給料)は働く事(出勤日数が少ない)が出来ず、毎月の給料は少なくなったみたいです。
しかも、ボーナスは不景気を理由に払われる事は無かったとの事。
この友人は、単純に給料の額面だけを見て転職しました。
求人票と実際の雇用条件が異なるという事はよくある事らしいですね。
友人の失敗談 その②
月給制の営業職についた友人の話。
給料も良く、ボーナスもちゃんと支払われたみたいです。
しかし、職場のパワハラ、サービス残業の嵐、と職場環境は最悪だったみたいです。
給料が良いんだから我慢すれば?なんて思うかもしれませんが、実際に自分がその立場に立つと我慢できないんだと思います。
結局、その友人は倒れて入院。しかもその間の給料は無し。
もちろん、再度転職したのは言うまでもありません・・・
まとめ
給料が良くて、職場環境が良くて、自分にあっている職種で、なんて仕事に就ける確率は相当に低いと思います。
何か手に職があったり、自分の夢であったりすれば良いのでしょうけど、何も考えずに大人になって就職する方がほとんどだと思います。
そうなると、やはり高給職につくのは容易ではありません。
もし職場環境に満足していて、仕事内容にも不満がないなら、もう少し考えるべきだと思います。
生活費を抑える事が出来れば、それは逆にベースアップと考える事も出来ます。
ちなみに、私は車の保険とインターネット回線、スマホ料金を見直しました。
年間7万程度ではありますが、これだけあれば家族で旅行に行けます。
給料が少ないから転職を考えるのではなく、違った方向から向き合う事も重要です。
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自動車保険の見直しは鉄板といっても良いでしょう。
年間で3万浮けば、それをベースアップしたと考える事も出来ます。
見積もりは無料ですし、変更を強制されることもありません。
ちなみに、私は3社ほど見積もりを出して、1番安いところにしました。
現在は毎年36000円前後と、かなり安くなりました。