Tシャツの首元の黄ばみをキレイに落とす方法
今日はTシャツの黄ばみを真っ白にする方法を紹介したいと思います。
前回の記事では靴をキレイにしたのですが、その時に紹介できなかった「超オススメの漂白方法」を記事にしてみたいと思います。
この方法はTシャツだけではなく、靴や帽子の額部分などにも使えますのでとてもオススメです。
ただしいくつか注意点がありますので、最後に記載する注意点もしっかりと読んでください。
靴を洗濯した時の記事もよければ参考までに・・・
高級なTシャツだと、どうしても洗濯を敬遠したくなり、その結果黄ばんでしまう・・・
購入した古着が思ったよりも黄ばんでいた・・・
しっかり洗濯したのに黄ばんだんだけど・・・
などなど、黄ばみには色んな理由があると思います。
また、黄ばむ前に対応できる、「Tシャツを黄ばませない方法」、もご紹介したいと思いますので、良ければ参考にしてみてください。
※私はクリーニング屋さんではありませんので、参考までに・・・
Tシャツの黄ばみをごっそり落とす漂白方法
まずはこちらの画像をごらんください。
昨年から放置していたので、首回りがめっちゃ黄ばんでます。
画像だとちょっと分かりにくいのですが、着て出るのが恥ずかしいぐらい黄ばんでいます。
それでは、これからこの黄ばみを落としていきたいと思います。
①準備するもの
普通に家にあるもので大丈夫です。
・洗濯用洗剤
・漂白剤(酸素系)
・重曹
・ふろおけ(中ぐらい)
・小さいカップ(今回はプッチンプリンの空容器を使いました)
・サランラップ (画像にはないですが後程出てきます)
・ドライヤー (画像にはないですが後程出てきます)
・歯ブラシ(柔らかめ)(画像にはないですが後程出てきます)
まずはこちらの物を準備してください。
特殊な物は使いませんが、家になけれ購入してください。
そしてもう一つ・・・
それは少し熱めのお湯です。←ここ重要!!
洗濯するときには、基本的には火傷しない程度のお湯が基本です。
特にTシャツの首周りの汚れというのは、皮脂汚れ、がほとんどですから、冷たい水よりもお湯の方が効率的です。
準備が出来たら、Tシャツを洗濯していきます。
②まずは洗濯洗剤で手洗い
用意したふろおけに、火傷しない程度のお湯を入れます。
手間かもしれませんが、お湯の方が落ちます。
そこに洗濯洗剤を入れて溶かし、Tシャツの汚れを落としたい部分を浸します。
こんな感じで浸したら、5分程度放置します。
5分経ったら、次は手で優しく揉み洗いをしていきます。
黄ばみを揉んで外に出すイメージで、優しく洗います。
力が強すぎたり、引っ張ったりすると伸びるので、優しく洗いましょう。
実はこれだけでまあまあ落ちます。
汚れがあまりにも強い場合は、食器用洗剤、を代用してもいいです。
※油汚れなどは食器用洗剤の方が落ちると言われていて、皮脂汚れは油なので、代用も可能です※
一通り揉み洗いが終わったら、一度軽く洗い流し、もう一度同じように揉み洗いします。
ここまで来たら、いよいよ本題の漂白に入って行きます。
③漂白剤を調合する
用意したカップに、熱めのお湯と漂白剤、重曹を入れて混ぜます。
お湯と漂白剤は、1対2ぐらいの割合。
重曹は0.5ぐらいの割合で良いと思います。(私は結構適当です)
しっかりと歯ブラシで混ぜます。
これで完成です。
めちゃくちゃ簡単ですが、この手間は非常に重要です。
④漂白剤を塗り込んでいく
ここでサランラップの登場です。
30センチぐらいで折り返して、二重に重ねます。
それをTシャツの下に引いておきます。
引いたら、歯ブラシで漂白剤を塗り込んでいきます。
歯ブラシで布の奥に塗り込んでいくイメージです。
ただし、この時にもあまり強くならないように。
また、歯ブラシも柔らかいものを使ったほうがいいと思います。
一通り塗り込んだら、余った液をTシャツに流して馴染ませます。
馴染んだら、先ほどのサランラップを同じようにもう一枚作り、上から蓋をします。
あとは最後の仕上げです。
⑤ドライヤーで温める
ラップの上から、ドライヤーの熱風を当てます。
蓋をしたのは、直でドライヤーの風を当てると乾燥するからです。
15センチ程度離し、満遍なく温めて行きます。
この時、加熱しすぎないように気を付けてください。
何故温めるかというと、温めた方が漂白剤の効きが良いらしいからです。
髪の毛の脱色やパーマと同じ原理ですね。
この時の注意点ですが・・・・
ドライヤーは電気製品ですので、必ず水場から離れて使いましょう。
今回は画像を撮影するためにそのまま風呂場で撮影していますが、洗面所などに移動して、水がかからない場所で行ってください。
⑥放置と温めを30分ほど繰り返す
ドライヤーで5分ほど温めたら、10分ほど放置。
これを2回ほど繰り返して、合計で30分ほど浸けます。
これで完成。
漂白時間は長すぎても良くないので、30分程度、長くても60分程度で一度仕切ったほうが良いです。
⑦良く水洗いして、日陰に干して完了です。
時間が経過したら、あとは水洗い。
洗剤が残ると変色の原因になると言われているので、泡立たなくなるまでしっかりと洗います。
水洗いが完了したら、水を絞ります。
ひねり絞りは服が伸びるので、握り絞りを行ってください。
どうしても水が落ち切らない場合は、軽く絞っても良いかもしれません。
こちらが洗濯終了後の襟元です。
またまた画像では分かりにくいのですが、ほぼ黄ばみは落ちました。
あとは日陰に干して完了です。
日向に干すと変色の原因となりますので、必ず日陰に干してください。
⑧ビフォー アフター
参考までにもう一度画像を載せておきます。
コチラが洗う前の襟元。
こちらが洗濯後(漂白後)の襟元。
やっぱり画像だと分かりにくいですね・・・
それでは、ここからは、黄ばませない方法、をご紹介します。
白いTシャツを黄ばませない方法
白いTシャツって黄ばみやすいので、それを事前に防ぐ方法をいくつかご紹介します。
高級なTシャツや、お気に入りのTシャツは、いつも白いきれいな状態で着たいですよね。
かといって、洗濯しまくると伸びてきますから、洗濯したくない人も多いはず。
クリーニングに出すのが一番ですが、お金かかりますからね・・・
という事で、普段から私が行っている、黄ばむ前に対処できる方法を5つほどご紹介します。
どれも簡単ですので、是非とも試してみてください。
①日焼け止めを首周りに塗る
Tシャツって主に夏に着ると思うのですが、外出する際には首周りに日焼け止めを塗りましょう。
これで何ミクロンかではありますが、地肌とTシャツの間に幕を張ることができます。
また、制汗タイプのもありますので、そういった意味でも良いと思います。
黄ばみの原因は皮脂汚れでもありますから、汗を対策するのも一つの手段です。
②Tシャツの首周りに、防水スプレーをする
首周りに防水スプレーをすることで、汗の吸収を抑えます。
ただし、肌に合わない可能性もあるため、パッチテストを必ず事前に行ってください。
これはスニーカーなどでも役立ちます。
Tシャツに汗を吸収させないことで、汚れの原因を断ちます。
③Tシャツの下に、肌着を一枚着る
個人的には、この方法が一番効果がありました。
肌着を着ることで、首回りや袖などが、直接地肌に当たらないようにします。
少しだけ小さめの肌着を着ることで、地肌がTシャツに触れません。
汗や皮脂汚れを防ぐことで、かなり長持ちするようになります。
正し、夏は少し暑いので、熱中症には注意しましょう。
また、色違いの肌着を着ることで、重ね着風のオシャレにもなるので一石二鳥ですね。
④洗濯は手洗いで!!!
ちょっと手間ですが、毎回手洗いすることで、汚れ残りと伸びを防ぐことができます。
洗濯機で洗うとどうしてもダメージが残るので、優しく毎回手洗いすることで、汚れを残さず、伸びを防ぐ。
特に、あまり洗濯はしたくない、人にオススメです。
⑤洗剤をしっかり落とし、日陰に干す!!!
洗う事ばかりに集中しがちですが、干し方も重要です。
先にも書きましたが、洗剤残りは黄ばみの原因になります。
そして、それを直射日光にさらすことで、さらに黄ばみ、変色を起こしやすくなります。
また、黒や色付きのTシャツだと色が褪せます。
どっちにしても、直射日光は衣類にはあまり良くありません。
対策は以上ですが、どうでしょうか?
私はこれで結構長持ちするようになったので、是非ともお試しあれ!!
まとめ
※私はクリーニング屋さんではありませんので、試すときは自己責任でお願いいたします。
私自身、これらの方法で何度もやっていますが、今の所失敗はありません。
まあやりすぎは良くないと思いますが、普通にやれば失敗することはないんじゃないかと思います。
靴や衣類など、白い物は黄ばみやすいので、是非ともキレイにして着こなしましょう!